期日:2009.9.21~10.4
場所:アートスペース獏
第10回Kajima彫刻展にて銀賞受賞作品。光と空気を内包する麻の繊維で作られた作品です。彫刻は金属、木、石といった素材で作られてきましたが何と繊維で作られたものが彫刻と認められた素晴らしい快挙です。同じ時期2009.9月26日から2009.11月15日までイタリア・コモで開催される。 Minartextil Coso.19th International Exhibition of Contemporary textile Art にも出品されています。
芹野直子さんのhpはhttp://www.geocities.jp/serinaon/
本人のメッセージ
儚げで凛とした強さを持つ麻の繊維に魅かれている。 麻を繊維状にすることで、表現の可能性がひろがり、そして導かれ、 光と空気を内包した立体の表現が生まれてきたように思う
私は生命あるものが輝きを放つ瞬間に刺激を受ける。 そして、身体にの中にある記憶が触発され その根源的な幻想を「かたち」にし 自分の想像をはるかに超える形にであうことを 楽しみたいとも思っている
また、表現と対話がうまれ、ほどよい、ここちよい 緊張感を保ちながら、その空間は醸しだれて それらの表現は周りの空間との関係の中で 存在し続けていけたらとねがっている。
そして、ひとの心に記憶とすこしばかりの愛着を 残すことができればと・・と思う。 これからも私の手と感情を通して、麻の繊維の可能性を探って 行きたいと思っています。
そして芹野直子さんはイタリア・コモに出発しました。写真は以前展示した作品と会場です。今年もこの素敵な会場で展示されます。