…………………………………………………………………………………………………………………………………… 美術折々_47
あえて出かけなくともよかったのに、朝は誰にも
雨も途切れ、にぶい薄桃色の空がどんよりと広がり霞むような朝。 花を欲して、その桜のあるところに行ってみても、桜だけで済む訳ではないから。 こんな日は、むしろ晴れ間がないことをよろこびながら、じぶんの灰色のこころにグサリと突き刺すような 何かがほしくなる。さてこれから、どこへ行こうか。