元村正信の美術折々/2016-04-01 のバックアップ(No.1)


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美術折々_47
 

あえて出かけなくともよかったのに、朝は誰にも

雨も途切れ、にぶい薄桃色の空がどんよりと広がり霞むような朝。
花を欲して、その桜のあるところに行ってみても、桜だけで済む訳ではないから。
こんな日は、むしろ晴れ間がないことをよろこびながら、じぶんの灰色のこころにグサリと突き刺すような
何かがほしくなる。さてこれから、どこへ行こうか。

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