前田直子展 のバックアップソース(No.1)

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陶器という概念を越えていっているようにみえる。薄いオブジェは触れ合うと金属的な鋭い音を奏でます。その形は寺院や塔を思い起こしたりする立体の作品と薄く焼かれた波打つ三角形や円の作品が床に並べられ、壁には少し大きめの不定形な薄い作品が架けてあり、曼荼羅を思い浮かべたりしてみるのもいいかもしれませんね。間(平面構成の間を立体に置き換えた間)の持つ美しい作品が展示の演出によって不思議な見え方をするものです。縄文土器につけられる紐状の土が現代に蘇ったようです