元村正信の美術折々/2020-11-29 のバックアップソース(No.1)

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美術折々_307
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拡大も減少も、胸ひとつ

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新型コロナウイルス感染症対策分科会は「人々の個人の努力に頼るステージは過ぎた 」というが。   
では「Go To 何とか」を利用し貢献している個人の努力とは何だったのだろう。
あおり、励まし、誘導し、経済を回せといいながら、それでは追いつかないと言い出した。いまさら。

ほとんど個人の努力なんてささやかなものだ。マスク、手洗い、うがい、会話、三密を避けようと言われ
それを守っている私たちのけなげなさが、分かっているのだろうか。                                                                                                                                                                                                                                              

感染拡大を抑えるには「個人」 は何もせず動かずじっと自宅に閉じこもるのがベストではないのか。
学校にも行かず、外出もせず、ひたすらみんなこもることが「個人の努力に頼らない新たなステージ」だろう。

それでは経済が回らない、社会が成り立たない? 当然そうだ。だったら国が補償し補填すればいいことだ。
そうすれば社会は動かず経済成長も停滞はするが、感染は急激に減少することだろう。

そんなことは誰でもわかっている? だったらそうするればいいのに、できない。だから感染は拡大するしかない。
もし「個人の努力に頼るステージは過ぎた 」のなら、国は今こそ全責任を負いそれを行使すべきだ。
いや国に責任などない、と言われるか。

感染の拡大も減少も、「個人の努力 」というのならそれもいい。いや「個人の努力 」は過ぎたというのならどうする。