濱本重和
「黄の域」
円は終わりなき始まりともいうべきか、無限の連続というべきか,恒星の軌跡か、濱本氏の作品に宇宙を思い人の人生を想う。重なり合う円、クロスする線、円が変形また新たなる円に変化していくたまには途切れて宇宙の彼方に消えていく。濱本氏の切り抜かれた部分が合わさり全体を作り上げていく構成はいつも躍動感に満ちた作品に仕上がっている。