期日:2011.9.5~9.18
「NAGARE」
パリ出身。今回のテーマは「流れ」素材は木と銅版。銅版が壁面から滝のように流れ、床に川のように流れて見える。その川の周りに重厚な木が点在する。まるで森の中の滝の前に居る錯覚にとらわれる。樹木が持つ気のながれの強さを表現している。
*ダヴィッド・レント彫刻展
David Rent 「exposition de sculptues]
期日:2009・5・4~5・17
「ひび割れとかたまり」
パリから彫刻を学びに日本へ。今回のテーマは「割れとかたまり」。素材は鉄と木。竜安寺の石庭を思い出させるようにに見える。真っ黒に塗られた木の塊が石のように感じられ、所々にさびがある鉄板は掃き清められた砂庭でそこに置かれた黒い木の塊は石となり、存在という概念を視覚化して見せる。作者の意図するものは年月を経た木の塊の中に見えるひび割れの美しさだろう。しかも黒く塗られてることで美しさと存在感が増している。